ペンギン科(Spheniscidae)

種レベルの分類(Species)


Family

Genus
上種
Superspecies

Species
ペンギン科
Spheniscidae
オウサマペンギン属
Aptenodytes
オウサマペンギン
A. patagonicus
コウテイペンギン
A. forsteri
アデリーペンギン属
Pygoscelis
アデリーペンギン
P. adeliae
ジェンツーペンギン
P. papua
ヒゲペンギン
P. antarcticus
マカロニペンギン属
Eudyptes

マユダチペンギン
E. sclateri
マカロニペンギン
E. chrysolophus
ロイヤルペンギン
E. schlegeli
キマユペンギン
E. pachyrhynchus
ハシブトペンギン
E. robustus
イワトビペンギン
E. chrysocome s. l.
ミナミイワトビペンギン
E. chrysocome
ヒガシイワトビペンギン
E. filholi
キタイワトビペンギン
E. moseleyi
キンメペンギン属
Megadyptes
キンメペンギン
M. antipodes
コガタペンギン属
Eudyptula
コガタペンギン
E. minor
ケープペンギン属
Spheniscus
ケープペンギン
S. demersus
マゼランペンギン
S. magellanicus
フンボルトペンギン
S. humboldti
ガラパゴスペンギン
S. mendiculus


分類表更新:2026年02月


ペンギン目(Order Sphenisciformes)
= ペンギン科(Family Spheniscidae)

ペンギンの仲間です。姉妹群はミズナギドリ目(Procellariiformes)です。

現生種においては、ペンギン目(Sphenisciformes)はペンギン科(Spheniscidae)1科のみを含みます。

南半球に生息する水鳥で、空を飛ぶことはできませんが泳ぎは得意です。日本では動物園や水族館で人気の動物です。

学説により若干異なりますが、当サイトでは[IOC World Bird List v15.1]に基づき6属19種としています。

以下はWikipedia日本語版(2026年2月現在)[Baker et al. (2006)]を基にした6属間の関係です。

オウサマペンギン属(Genus Aptenodytes)

オウサマペンギン(キングペンギン)、コウテイペンギン(エンペラーペンギン)の2種から成ります。

比較的大型のグループです。オウサマペンギンはペンギンの中で2番目に大型で、コウテイペンギンは1番大型です。

別名キングペンギン属、コウテイペンギン属、エンペラーペンギン属。

他の5属に先んじて分化したと推測されています。オウサマペンギンは主に南極大陸周辺の島に、コウテイペンギンは主に南極大陸に生息しています。

オウサマペンギンとコウテイペンギンは、親鳥は比較的似た外観をしていますが、雛の外観は大きく異なります。

アデリーペンギン属(Genus Pygoscelis)

アデリーペンギン、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギンの3種から成ります。比較的中型のグループです。

別名ジェンツーペンギン属。オウサマペンギン属に次いで2番目に分化したと推測されています。南極大陸やその周辺の島に生息しています。

マカロニペンギン属(Genus Eudyptes)

マユダチペンギン(シュレーターペンギン)、マカロニペンギン、ロイヤルペンギン、キマユペンギン(フィヨルドランドペンギン)、ハシブトペンギン(スネアーズペンギン)、イワトビペンギン(3種を含む)の仲間です。

8種から成ります。別名イワトビペンギン属。比較的中型からやや小型のグループです。姉妹群はキンメペンギン属と推測されています。主に南極大陸周辺の島に生息しています。

目の上に黄色い飾り羽を持つのが特徴です。

イワトビペンギン(Eudyptes chrysocome sensu lato)

ミナミイワトビペンギン、ヒガシイワトビペンギン、キタイワトビペンギンの3種(学説によってはミナミイワトビペンギンとキタイワトビペンギンの2種)から成ります。マカロニペンギン属の中では比較的小型のグループです。

飛び跳ねるような仕草からイワトビペンギンと名付けられています。かつてはイワトビペンギンは1種で、これら3種は亜種扱いでしたが、1990年代以降は徐々に別種であると考えられるようになってきました。

元のイワトビペンギンは Eudyptes chrysocome sensu lato と「広義の」を意味する sensu lato(s. l. は略称) を学名の後ろに付けます。これは分類階級についての上種の項目で解説しているメボソムシクイ上種のケースとよく似ているため、当サイトの分類表では上種の場所に当てはめています。

キンメペンギン属(Genus Megadyptes)

キンメペンギン1種のみから成ります。別名キガシラペンギン(属)。比較的中型の種です。

姉妹群はマカロニペンギン属と推測されています。ニュージーランドとその周辺の島に生息しています。

コガタペンギン属(Genus Eudyptula)

コガタペンギン1種のみから成ります。別名コビトペンギン(属)。ペンギンの中で最も小型の種です。

姉妹群はケープペンギン属と推測されています。オーストラリアやニュージーランド、チャタム諸島に生息しています。

ケープペンギン属(Genus Spheniscus)

ケープペンギン、マゼランペンギン、フンボルトペンギン、ガラパゴスペンギンの4種から成ります。比較的中型のグループです。姉妹群はコガタペンギン属と推測されています。

別名フンボルトペンギン属。ケープペンギンはアフリカ南部、マゼランペンギンは南アメリカ南部、フンボルトペンギンはペルーやチリ沿岸、ガラパゴスペンギンはペンギンの中でも最も低緯度なガラパゴス諸島に生息しています。

フンボルトペンギンは日本の気候で比較的飼育しやすいようで、日本で最も多く飼育されているペンギンとなっています。


解説文更新:2026年02月01日

参考




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